どうも、あなたのぴのこです。
今日は、映画の話はお休みです。
以下、
うおおおおおー!(主に)羊を食べたよーーー!!!
うおおおおおー!おいしかっったよーーー!!!
って話だけをします。
今まで黙ってたけどね。
実はわたし......
かなりの食いしん坊です。
あれ。隠しきれてなかった?
おかしいなーおかしいなー
さて。今回お邪魔したのが、このお店。
ずーっと、行きたい行きたいって騒いでたところなんだけど。
騒ぎ続けていれば、夢だってうっかり叶っちゃったりするんだよ。
この日を心から堪能すべく、ここ数日で。
ラムが欲しくて欲しくてたまらない身体にがっつり仕上げてから行きましたー。
ちなみに、筋トレにはこれが有効だった模様。
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結婚式のシーンとか、まじ鼻息しか出ないよ......。
尚、このお話は以下の気分のあなたにおすすめかと思われます。
①羊、パクチー、ビールと聞くともう、いても立ってもいられなくなる→Yes
②1人や2人だと、中華はそんなに皿数食べられないのがいつも心残り→Yes
③「個性的だね」と言われると、褒められているのか不安になる→Yes
その心は......
まず、初めにお断りしておきますが。
予約推奨です。
席は、狭いです。
わりとガヤガヤしています。
制限時間は、90分です。
ほとんどのお料理が、香辛料たっぷりのスパイシー系です。クセはあります。
以上を了承する者のみが、極上ラムに辿り着けるのだ。
ささ。いざ!
①よだれラム
「よだれ鶏」は、ときどき見かけるようになったよねー
こんなやつ。じゃん↓
これの、ラムver.ね。
だから、中がどうなっているかというと......
こんな感じ。
パクチーとレタス、にんにく、生姜がたあぷり♪
そりゃあ、よだれも出ちゃうよねー
タレは甘辛なので、辛党の人はびしゃっと漬けて喰らうと尚うまし。
冷製です。
②自家製羊肉の腸詰め
いわゆる、羊のソーセージなんだけどね。
粗挽きの羊挽肉を詰めているというよりは、お肉がゴロゴロなんです。
でね、よーく見てもらえるとわかるんだけど、これね......
脚とか入ってます。
実は、わたしの数少ない食べられないものの中に。
「豚足」というものがあります。
おそらく、ゼラチン質があまり得意じゃないのね。
あと、豚足ってけっこう、嫌な臭みが残っていることが多くて。
わたしはクセのある食べものは、けっこう大丈夫な方なんだけど。
豚足は、無理なことが多いです。
が、しかし。
そんなわたしでも、これはイケた!ばくばくイケた!
全然臭くなかった!
ちょっと八角が香るような、甘い感じの味付けなのね。
で、下に敷いてあるのがオニスラなんだけど。
これが合う!
ただもう、スライスして水にさらしただけの玉ねぎなんだけど。
この濃ゆ〜い、個性的な腸詰めと実によく合うのです。唸った
③ラムとパクチーの水餃子
一口サイズの5個入りです。
麺(皮)がおそらく手打ちなんだろなー
鎮江香酢的な黒酢的なものをかけていただくスタイルなんだけど。
このざらざらもっちりな麺にまた、よく絡むんだ。
中はこんな感じです。じゃん↓
④豚のガツとパクチーの塩炒め
ガツとは胃ですね。
わたしは焼肉屋さんであまり内蔵系を頼まない方です。
なぜかというとね。
適正な飲み込み時がわからないから。
放っておくと、いつまでーも噛んでます。
なんだけど。
これはねえ、もうねえもうねえ......
下処理が、おそろしく丁寧。
頭が下がるぐらい、丁寧。
噛み切れない、飲み込めないということが全然なくて。
嫌な臭みも、全然ないの。
うまさしか感じられない。
あと、特筆すべきがパクチーね。
茎の部分しか、入ってないの。
この茎が、パクチーにしては見たこともないぐらいごん太で。
軽く、細めのブロッコリーぐらいあるの。
これだけ太いとどうなるか?というとね。
繊維が強い。
ちょっとしたセロリぐらいの繊維を感じるの。
その上、苦みも香りもしっかりしてるの。
おそらく、葉の部分は彩りとして他の料理に使って。
残った部分を使ってるのだと思うのだけれども。
茎は茎で、刻んでタレに混ぜたり。
あるいは、こんな風に火を通しておいしくする。
適切な料理に、適切な部位を使う。
捨てるのは、最小限。
ああ。本当に頭が下がるよ。
⑤豚三枚肉と発酵白菜の蒸しもの
好奇心は強いわたしは。
基本的に、食べたことのないものはがんがん攻めます。
食べもの以外でも、わりとそうなんだけどね。
知らないものはとりあえず試してから、好き嫌いを決める精神。
これもね。
発酵白菜とはなんぞや?と思って、頼んでみた。
うーんとねえ、そうだなあそうだなあ
ザワークラウト(シュークルート)に似てるこれ。
あそこまできゅんきゅんな甘みと酸味は強くないけれども。
辛くないキムチの後味のような、ツンツンしない程度の酸味があります。
おいしい。
でね、でね。
これも中がどうなってるか?というとね。
こんな有様。
発酵白菜の他に、春雨とか薄切りの生姜とかが入ってるのね。
蒸し物なので、割合優しいお味です。
もちろん、このまま食べてもいいのだけれども。
厚切りの豚バラの上に、やつらをもりもりに載っけて一口で頬ばるの。
んふっ♪
鼻から息しか漏れないからこれ
尚、残った蒸し汁は春雨含めてずるっと飲むと、しあわせが訪れるよー
⑥ラム串5点セット
お待たせしました!
本日のメインイベントです!!!
いやもうね、焼き鳥なんかもそうなんだけど。
甲斐甲斐しい女子なんかだったらね。
こういう盛り合わせなんかさー
食べやすいように、串からほどいてあげたりするんでしょう。
そういう生き物なんでしょう。女子って
そんなこと、一切しないからねわたしは*1。
一人一皿ずつな!
がっつりいこうぜ!!!
が、精神です。
そうそう、部位はね。
左上からいくよー
・ラムショルダー
・ラムランプと長芋
・ラムレバーの網脂包み
・ラムショルダーときのこ
・ラムネック
どれもやわらかいしね。
赤身好き、せせり好き&網脂好きのわたしには、歓喜しかない。
わーいーーー!
この皿ぜーんぶ、俺のものーーー!!!
塩orタレは選べるみたいなんだけど。
何も訊かれなかったし何も言わなかったら、たぶん全部塩で来たと思う。
そしてその上、このもりもりの唐辛子よ!!!
けっこう、口の中がぼっ!となる。
でも、おいしい。
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とまあ、このように。
あっという間に、ビールが盗まれます。
生は黒ラベルor白穂乃香、瓶はヱビスか赤星という辺りもね。
サッポロラヴァーにとっては、ヘブン度高い。
あと、ここのおもしろいところはね。
ワインを飲む人は、カウンター横の冷蔵庫から勝手に持ってっていいの。
値段は瓶に書いてあります。白ポスカで
おそらくね。
ワインについては、丁寧な説明をするようなお店じゃないと思うんだ。
飲みたい人は勝手に取って、勝手に開けて。
思い思いに、たのしむの。
みんな、手前勝手にくつろいでたよ。
いいでしょういいでしょう。
しあわせでしょう。
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あと、そうそう。量がね。
中華にしては小さめのお皿なんです。
直径15〜20cmぐらいのお皿かな。
それに、もりもりで来ます。
だからね。
食べたいけど、人数揃えないといろいろ食べられなくって......
って、中華が選択肢から外れてしまような人でも。
うんと、いろいろ、たのしめる。
それも、素敵。
それからね。
今日ここに書いたものもたぶん、あったりなかったりすると思う。
何に出会えるか、行ってみないと、わからない。
それも、素敵。
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中華に限らずね。
最近こういう、現地の料理を日本人向けにアレンジしないお店が増えてきたように思う。
いいことだよね。
ぱっと見、お客さんもわかってる人しか来てないし。
それでいて、大繁盛だもんね。
わたしも相当、クセがあるけど。
アクが強いけど。
「個性を曲げない」ってきっと、とんでもない強みだ。
強く、記憶に残るもの。
またすぐに、会いたくなるもの。
みんなから好かれなくたって、いいよいいよ。
というか。
みんなから好かれるなんて、どだい無理だよ。
いいじゃんいいじゃん。
偏ったままで、その偏りを愛する人にだけ。
深く、濃ゆく、愛されようよ。
*1:ビールも手酌な!俺もそうする!!!